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作曲:JKフリップフロップ

歌詞

フリップフロップ(繰り返し)

オレンジ色の教室 並ぶ二つの影
超チルなアッパー もらう

膝がガクガク Bad Luck
落魄(らくばく)  しょうがないよね
爆食いして カムバック

蛙化現象? もういいよ…
冷たい夜風 映える摩天楼

曲について

“JKフリップフロップ”は工学部出身の方であれば分かると思いますが、論理回路のフリップフロップ回路の中でも、Jack Kilbyが作ったフリップフリップ回路の派生の回路を指します。

“フリップフロップ(flip-flop)”という単語は、ビーチサンダルを履いている時に足の裏が地面に着いたり離れたりした時のパタンパタンという擬音や、シーソーの左右が上がり下がりした時のパタンパタンという擬音が由来らしいです。

更にそれが由来で、考え方がコロコロと変わる人のことをスラングで”フリップフロップ”というらしいです。

そして、”JKフリップフロップ”の由来は諸説あるらしいですが、有力なのはノーベル物理学賞受賞者でもある”Jack Kilby”が作ったフリップフロップ回路なのでイニシャルを取って”JKフリップフロップ”となったという説です。

この”JK”を日本のスラングである”女子高生”に読み換えて、”コロコロと心理状況が変わる女子高生”という意味で作曲しました。

“フリップフロップ”という言葉の響きが割と好きで、更に”JK(女子高生)”というスラングが使われ始めた時に、”JKフリップフロップ”というタイトルの曲を作ったら面白いかもなぁ、とか思いながらずっと作っていなかったので、今回作りました。

曲の内容としては放課後の教室で失恋をしてしまうという曲ですが、第三者として間接的に失恋をしてしまうという視点と、当事者として直接の失恋をしてしまうという視点の2パターンで見えるように作っています。

歌詞の”超チルなアッパー”はアッパーをアゴにもらった時のように気持ち良いぐらい頭が真っ白になり、何も考えられないということを指す比喩表現として書きました。

それから立ち直ったかと思ったら、知人のSNSを見て少し投げやりになってしまい、ちょっと夜風に当たろうと商業施設の屋外に出ると、ビルの光で埋め尽くされた夜景が見え、一人スマホで撮る、といった感じの曲です。

“チルい”とかの”チル”は”映える”よりも後から流行した言葉ですが、曲中では”チル”が先に来て”映える”が後に来るようにしていて、これは時間的な後退を表現しています。

失恋と追い討ちによって登場人物である女子高生が恋愛に対して前向きではなく、後ろ向きな考え方になっているのを表現しています。

本当はフリップフロップ回路の機能を曲中に落とし込むような仕掛けも作りたかったですが、面倒なのでやめました。

制作について

ジャンルはKawaii Future Bassで、コード進行はベーシックにセブンスコード多用って感じです。

高音域にどういう音を使うかは割とすぐに決まったんですが、低音が割と悩み、結局ブラス系のベース音にしてみました。

曲名ありきで作り始めたので、いざ作ろうと思ってからアイデア固めにめちゃくちゃ時間がかかりました。

想像上のものを作る場合は楽なのですが、実在するものを作ろうとする場合は実在のものを知らないと作れないし、知らない状態で想像で補おうとすると明らかに実在のものとのギャップが生じる。

フィクションなので現実と乖離してても良いような気もしますが、曲中のキャラクターに強烈な個性を与えられていない場合、あまりに現実とのギャップがあるキャラクターにしてしまうと違和感が酷くなりそうだなぁ、と思いました。

なので、なるべくそのギャップを減らす為の情報収集に時間がかかりました。

動画については、最初はジャンル的にも合いそうなスリートーンカラーでフラットデザインのポップな感じに仕上げようと思ったんですが、何かつまんないので、抽象画的な感じの絵にしてみました。